てっちゃんdaily

都内国立大学院理系1年生。留学体験や就職活動に向けた企業研究、株式投資など投稿していきます。

留学中にネイティブイングリッシュスピーカーの友達ができない?

こんにちは。

バンクーバー留学中の筆者です。

今回の記事では、留学中にネイティブスピーカーの友達をどうやって作ったのかについて書きたいと思います。私も留学前にはとりあえずカナダに留学すれば友達なんかいくらでもできるだろうと考えていた一人でした。

ただ、実際にネイティブスピーカーの友達が多くいる日本人は本当に少ないと思います。しかし、私はある要因によってこのハードルをかなり低く下げることは可能だと確信しました。ぜひ、最後までお付き合いください。

 友達のできない理由

語学力の障壁

まずは、語学力の障壁ですね。これは非常に大きい問題ですし、正直8か月目になる今でも大きく立ちはだかっています。例えば、会話をしたいのに何も相手の言っていることが理解できなかったら、友達になれるのでしょうか?

これは仮に日本語を勉強しに来ている外国人と友達になるのとまったく同じです。自分の言ったことが何も理解できなかったら、やっぱり友達として遊んだりご飯食べに言ったりは難しいのではないでしょうか?

まずは、ある程度の英語力は必須になると思います。特にスピーキングの苦手な留学生は多いと思いますので、せめて簡単な中学生レベルの文章はすぐ言えるようにする必要があると思います。

瞬間英作文をお勧めします。正直私はこのトレーニングは必須だと思っています。瞬間英作文なしでは今の会話力は身につかなかったと思っています。


 

 それからもう一つ大事なのはリスニング力です。私はいまだに足りていません。留学時のTOIECのリスニングは340点ありましたが、その時は1対1の会話でも全く聞き取れませんでした。

また、現在はもちろん聞き取れないことなんてざらにありますが、ある程度1対1では聞き取れるようになりました。また、聞き取れなくても、ちゃんと聞き取れなかったことを伝えたり、どの単語の意味が分からないなど意思を伝えることがかろうじてできるようになりました。

しかし、ネイティブスピーカー同士の会話になると未だに聞き取れないことの方が多いですし、私もまだまだこれからです。

圧倒的な機会不足

次にあげられるのが圧倒的な機会不足です。例えば一日のうちどのくらいネイティブスピーカーの方と接する機会があるでしょうか?

朝起きて学校に行って、帰ってきて友達と遊んだり勉強したりで結局一人でいるか語学学校の友達といることがほとんどなのではないでしょうか?

例えば通学中にフレンドリーなカナダ人が話しかけてくれることがあるよ。なんて記事を見たことがありますが、今まで一回もないです。8カ月もいて、1回もです。

そりゃそうですよね。仮に日本にいて通学中や通勤中の電車の中で突然意気投合して友達になることがないのと同じです。日本人女性の友達は話しかけられることが結構あるといっていましたが、それは別の目的であることが多いです。

その他

もう一つは同国籍で固まる集団があることです。正直これはそこまで大きな理由ではないのでその他のくくりにしました。なぜなら一人で居ようが集団で居ようが突然会話に発展することはほとんどないからです。

ただ、仮にそのような機会が訪れた場合に機会を逃すかもしれないというだけです。

ネイティブスピーカーの友達を作るべきだと思う理由

ここで、なぜ私がネイティブスピーカーの友達を作るべきだと思う理由について述べます。

英会話の練習

もちろん留学の目的は各々あると思いますが、やはり英語を話せるようになることは共通なのではないでしょうか?よって、英会話のパートナーとして友達は必要だと思います。

また、特にネイティブスピーカーのアクセントに慣れることは特に重要です。このアクセントは実際にネイティブスピーカーと会話をして少しずつ勉強していくほかないと思っています。

リスニングスキルの上達にもアクセントに慣れることは非常に重要です。

困ったときに助けてくれる

程度にもよりますが、些細なトラブルであればこうしたらいい、ああしたらいいとアドバイスをもらえることが多々あります。

例えば、現地の人しか知らないようなお勧めのレストランや、ちょっとした便利情報なんかがあります。

私は教えてもらったメキシコ料理屋さんや、車がない時に遠くに観光に行く場合に非常に便利なカーシェアアプリを教えてもらったりと、何度も助けてもらいました。

何か困っていたり、あるものを購入したいが、どこで買えばいいのかわからないときなど必ず力になってくれるはずです。

その他にも遊びに行ったりも何度もしていますし、彼らには非常に感謝しています。

自然な英語やスラングワードを教えてくれる

私が一番強く言いたいのはまさしくこの項目です。

実際に単語や文法など大体のことは学校や勉強で何とでもなりますが、ナチュラルな英語は自分や参考書ではどうしようもなかったりすることが非常に多いです。

もちろん学校でもラングエージフィードバックといって間違えた文章や不自然な英語を訂正してくれる時間はありますが、まだまだ足りません。

また、仮に外で自分が不自然な英語を使っていても意味が通じれば誰も直してはくれませんし、不自然な英語を使っていたことにも全く気づきません。

そんな時にネイティブスピーカーの友達は重要だと考えています。

友達のつくりかた

 

趣味

私が友達を作った方法はまさしくこの趣味によるものです。私の趣味はボルダリングとロッククライミングです。実際趣味の内容は何でもいいのですが、特にスポーツはコミュニケーションを取ったり友達を作るにはもってこいなのではないかと思います。

私の場合は週に3回ノースバンクーバーボルダリングジムに行っていますが、ジムでできた友達しか正直いません。やはり趣味が同じだと友達を作ることは非常に簡単になると思っています。

下の写真は先日スコーミッシュという有名なロッククライミングエリアに行った時の写真です。今はバンクーバーは夏季でクライミングシーズンですので、毎週のように連れて行ってもらいクライミングを一緒にやっています。

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他の友達の例ですと、スケートボードの好きな日本人の男の子が公園で友達と遊んでいる写真などをインスタグラムで見かけました。

先ほど述べたように、趣味は何でもいいと思います。ぜひ実践してみてください。

言語交換

言語交換はラングエージエクスチェンジを直訳しました。これはインターネットで調べるとmeetupというアプリケーションなどが該当します。

簡単に説明しますと、英語を学びたい学生と、現地の外国語を学びたい人が集まってお互いの語学勉強をすることです。日本人とカナダ人の場合は、英語を学びたい日本人と日本語を学びたいカナダ人でマッチングして勉強するということです。

ただし、私はやったことはありませんが、一応知っているということで、もし興味のある方がいらっしゃったら是非挑戦してみてください。

ちなみに私が挑戦したときは、ある言語交換の会場に予約をする前に参加者を確認したところ、ほとんど日本人しかいなかったです。やはり、英語を学びたい日本人に対して日本語を学びたい外国人は圧倒的に少ないですので、この問題がネックになると思います。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーはカナダに来る日本人の間では非常に人気の留学方法の一つです。実際に仕事をしながら英語を学べるため、非常に実践的な会話力が身につきます。さらに給料ももちろん出ますし、チップを含めると日本のアルバイトよりお金は稼げるため、金銭面でのハードルが低い留学方法になります。

残念ながら私は学生ビザで留学をしているため、私の経験を書くことができませんが、現地の人と働くことも可能ですし、友達をつくる一つの方法だと思います。

ただ、少し本質とそれますが、日本食レストランなどはほとんど日本人しかいませんし、たまにご飯を食べに行くと、スタッフ同士は日本語で話していることが多いように感じますので、その辺りもしっかり考慮しましょう。

シェアハウス

最後にシェアハウスで同居人がネイティブスピーカーの場合が考えられます。バンクーバーの場合、家賃が非常に高額で、現地の学生がシェアハウスで生活している事があります。もちろん可能性として高くはありませんが、そういったチャンスもあると思います。

私の語学学校の友達はシェアハウスで現地の友達がいて、遊びに出かけたり、夜に家でパーティーをしていると聞きました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事ではネイティブスピーカーの友達を作るいくつかの方法を紹介しました。実際に私が実践したことは趣味のボルダリングだけですが、参考になれば幸いです。ぜひ、有意義な留学ライフをお過ごしください。