東京エレクトロン株式会社の企業研究(2019年最新版)
東京エレクトロン株式会社の企業研究です。企業の理解を深めるために一連の情報をHPリンクとともにまとめてあります。この記事では投資家向け資料の連結決算概要から各セグメントの情報や考察を行いました。どちらかというと技術系の学生向けになっていると思いますが、事務系の学生にも役立つ情報をまとめてあると思います。
では、よろしくお願いします。
代表取締役
氏名
河合 利樹
経歴
[1]
1986年 明治大学経済学部卒業
同年 東京エレクトロン株式会社入社
2016年 代表取締役社長
代表メッセージ
[2]一部抜粋
『革新的な技術力と、多様なテクノロジーを融合する独創的な提案力で、半導体産業とFPD産業に高い付加価値と利益を生み出す真のグローバルカンパニー』というビジョンのもと、常に挑戦する精神をもって当社グループの持続的成長、企業価値の最大化を図ってまいります。
基本理念
[3]最先端の技術と確かなサービスで、夢のある会社の発展に貢献します。
経営理念
一応の載せますが、各々確認してください。
[3]経営理念は、基本理念を実現するために、東京エレクトロンが大切にする経営の規範を8つの項目で明示したものです。
利益について
社会や産業の発展に貢献すべく、利益の追求を重視し企業価値の向上を目指します。
事業分野について
エレクトロニクスを中心とする最先端技術分野において、高品質な製品を提供し市場をリードします。
成長について
技術革新に常に挑戦し、事業拡大と市場創出により継続的な成長を図ります。
品質とサービスについて
顧客の満足と信頼を得るために真のニーズを理解し、品質とサービスの向上に努めます。
社員について
社員は価値創出の源泉であり、創造性と責任感と強いチームワークで情熱をもって業務に取り組みます。
組織について
個々の能力を最大限に発揮し、企業価値を最大化する最適な組織を築きます。
安全と健康と環境について
事業に関わるすべての人々の安全と健康、および地球環境への配慮を第一に考えて行動します。
企業の社会的責任について
企業としての社会的責任を自覚し、社会から高く評価され社員が誇りを持てる企業であるよう心がけます。
設立年・資本金・株式公開・事業拠点
[4]
設立年
1963年(昭和38年)11月11日
資本金
549億6,119万円
株式上場
東証一部(上場コード:8035)
事業拠点
本社、事業所及び支社の住所については[4]に記載されている。
研究所に関しては、[5]に記載されている。
国内研究所は
東京エレクトロン宮城
の3拠点が示されている。
HPを見た限りだと全く内容がわからないので、説明会やらで聞く必要があると思う。
詳しい事業内容
[6]引用
半導体製造装置
スマートフォン、タブレットなどのモバイル端末や、ビッグデータの処理に必要不可欠なデータセンターに多く使用されている半導体。IoT時代の到来により、家電製品、自動車、医療、ヘルスケアなど、あらゆる分野で今後さらに半導体の用途が拡大していきます。
東京エレクトロンは、これら半導体の生産を担う多彩な半導体製造装置を、確かな技術サポートとともに提供しています。主な製品ラインアップとして、ウェーハ処理工程で使われるコータ/デベロッパ、エッチング装置、成膜装置、洗浄装置と、ウェーハ検査工程で使われるウェーハプローバを取り揃えています。また、先端パッケージング工程に用いられるウェーハボンディング/でボンディング装置なども取り扱っています。
主要取扱製品
FPD製造装置
フラットパネルディスプレイ(FPD)は、テレビはもとより、スマートフォンやタブレットなどに使用されている、私たちの日常に欠かせない存在です。
今後は折り曲げ可能なフレキシブルディスプレイの導入により、さらなる用途の拡大が予想されます。その生産を担うFPDコータ/デベロッパ、エッチング/アッシング装置を確かな技術サポートとともに提供しています。また、今後の有機ELディスプレイの市場拡大に向けて、有機ELパネル製造用インクジェット描画装置も取り揃えています。
主要取扱製品
業績
2018年度(2019年3月期)
売上高
営業利益率
2009年及び2010年の利益率についてですが、決算短信を探したのですが見つからなかったので、開けてあります。
また、太陽電池(PV)製造装置や電子部品及び情報通信機器のセグメントなど現段階で存在しないものについてはすべて無視していますので、詳しくは[9]参照。
営業業績の分析
[8]引用
当連結会計年度につきましては、中国をはじめとするアジア地域やヨーロッパにおいて景気の停滞感が見られるものの、米国の景気は底堅く、世界経済は総じて堅調に推移しました。
当社グループの参画しておりますエレクトロニクス産業におきましては、データセンター向け投資やスマートフォン需要を背景にメモリ半導体が市場の拡大をけん引してきました。期後半から、メモリ向け投資は調整局面を迎えておりますが、中長期的には、これまでのPCやモバイルに加え、人工知能(AI)や次世代通信規格(5G)といった新技術による半導体需要を背景に市場の成長が見込まれております。
セグメント別
[8]引用
半導体製造装置
DRAM、3次元構造のNANDフラッシュメモリに関しまして、木の後半からメモリメーカーにおける設備投資計画が調整局面に入っておりますが、当連結会計年度を通じては、モバイル向けに加えデータセンター向け需要の高まりにより、メモリ市場は堅調に推移しました。また、ロジック系半導体において最先端世代への移行に伴い設備投資が再開されており、半導体製造装置市場は堅調に推移しました。
FPD製造装置
中国におけるテレビ用大型液晶パネル向けの設備投資が旺盛だったことに加え、モバイル端末用の中小型有機ELパネル向け設備投資も継続して行われたことで、FPD製造装置市場は好調に推移しました。
向先地域別売上高
図の通り売り上げのほとんどはアジア圏である。
成長性
経済的動向
[8]引用
主力の半導体製造装置に関しては、足元の市況は一時的な調整局面となっておりますが、年後半からの需給バランスの改善により、設備投資は回復基調へ向かうものと予想されております。また、中長期では、IoTや人工知能(AI)、次世代通信規格(5G)等を背景とする半導体向けの投資が始まることにより、さらなる市場の拡大が見込まれております。
FPD製造装置につきましても、大型パネル向けの投資調整の動きがみられますが、年後半からの投資マインドの回復が期待されております。
研究費割合
18年の研究開発費は売上高8.5 %の971億円、19年は売上高8.9 %の1,138億円となっている。
個人的考察
半導体製造装置メーカーランキング
まず、最初に半導体製造装置メーカーのランキングをまとめる。
一年前2018年の資料であるが、東京エレクトロンの同業種規模は国内1位、世界で4位の企業である。もちろん規模も大きいが成長率も業界平均15.5 %に対して25 %と高成長。
中期見通し
中期の見通しとして、中国は最大の注目市場となっている。これは中国の国策「中国製造2025」によるもので、国策によって半導体の国内生産を目指しており、これに伴い半導体の設備投資も増加している。
ただし、米中貿易戦争により、2019年は二桁の落ち込みもあるとのことである。
また、最大の要因としては半導体メモリーの世界最大手である韓国・サムスン電子が設備投資を先送りにしていることである。
参考文献
[2]社長メッセージ -TELの基本理念/ビジョン- | 東京エレクトロン株式会社
[4]会社概要 | About TEL | 東京エレクトロン株式会社
[6]アニュアルレポート2019
https://www.tel.co.jp/ir/library/ar/cms-file/ar2019_all.pdf
[7]決算短信2018年3月期
https://www.tel.co.jp/ir/library/report/cms-file/fy55q4tanshin-j.pdf
[8]決算短信2019年3月期
https://www.tel.co.jp/ir/library/report/cms-file/fy56q4tanshin-j.pdf
[9]アニュアルレポート2019 11年間の主要財務データ
https://www.tel.co.jp/ir/library/ar/cms-file/ar2019_09.pdf
[10]2018年の半導体製造装置メーカーランキング - 日本企業はトップ15社中7社 | マイナビニュース
日本電産株式会社の企業研究
日本電産株式会社の企業研究です。企業の理解を深めるために一連の情報をHPリンクとともにまとめてあります。この記事では投資家向け資料の連結決算概要から各セグメントの情報や考察を行いました。どちらかというと技術系の学生向けになっていると思いますが、事務系の学生にも役立つ情報をまとめてあると思います。
では、よろしくお願いします。
代表取締役
氏名
永守 重信
経歴
[1]
1967年(昭和42年)3月 職業訓練大学校(現・職業能力開発総合大学校)電気科卒業
1973年(昭和48年)7月 28歳で日本電産株式会社を設立し、代表取締役社長に就任
2014年(平成26年)10月 日本電産株式会社 代表取締役会長兼社長CEO(最高経営責任者)
現在は新社長に吉本浩之副社長が就任した。(2018年4月1日)
企業理念
[2]日本電産グループは、コーポレート・スローガン「All for dreams」のもと、全グループ社員が一丸となって「夢を形にする社員集団」となり、常に「挑戦と成長と強さ」を追求するとともに、ステークホルダーの皆様の「夢」のために企業活動を展開し、企業価値の向上に努めてまいります。
設立年・資本金・株式公開・事業拠点
設立年
1973(昭和48)年7月23日
資本金
877億84百万円(2018年3月末現在)
株式上場
東証一部(上場コード:6594)
事業拠点
[3]
研究開発拠点のみ抜粋します。
中央開発技術研究所
HDD用モータの製品開発・先行開発、基礎研究、FDB技術、及び生産拠点への支援業務
日本電産グループの成長を加速するためのものづくり基盤の強化と、大学、研究機関、企業とのネットワークによる先端技術取り組みのオープンイノベーションを推進する。
グローバル生産技術統括本部
日本電産グループの生産技術、要素技術の横串機能及び各種金型設計・製作、塑性加工、精密加工を主とした工法開発と技術革新
グローバル生産技術統括本部 郡山分室
日本電産グループの生産技術、要素技術の横串機能及び各種金型設計・製作、塑性加工、精密加工を主とした工法開発と技術革新
グローバル生産技術統括本部 新川崎分室
日本電産グループの生産技術、要素技術の横串機能及び各種金型設計・製作、塑性加工、精密加工を主とした工法開発と技術革新
グローバル生産技術統括本部 滋賀分室
日本電産グループの生産技術、要素技術の横串機能及び各種金型設計・製作、塑性加工、精密加工を主とした工法開発と技術革新
中央モータ基礎技術研究所
- グローバル成長のエンジンとして、基礎的な研究開発力と、付加価値の高い製品を生み出す応用技術力を強化する。
- 国内外のグループ会社との技術シナジーを引き起こすためのハブを担う。
- 研究活動を通じて、高いレベルの研究者や技術者を養成する。
長野技術開発センター
HDD用モータ、DCモータ製品群の開発・先行開発、及び生産拠点への支援業務
滋賀技術開発センター
精密小型モータ、ファンモータ、車載、家電・産業用モータの開発、生産技術開発、及び生産拠点への支援業務
その他営業所や国内生産拠点についてもHPに記載されているので、各自参照ください。
詳しい事業内容
[4]
モータ事業
FOBモータ(HDD用流体動圧軸受技術)、汎用モータ事業、家電・産業用モータ事業、車載用モータ事業、グループ会社モータ事業
機器装置事業
1,検査装置・計測装置
プリント基板検査装置、半導体パッケージ検査装置、ファンクションテスター・レーザートリミング装置、光学式・画像検査装置、タッチパネル・液晶・有機EL・PDP検査装置、家電製品部品向け自動計測装置、自動車部品向け自動計測装置、画像検査装置、円筒内面欠陥検査装置、計測機器、検査・試験装置
2,自動化ユニット
産業用ロボット、カードリーダ、高速自動プレス、巻線機、塗布機・ディスペンサ、塗装・乾燥装置、小型プレス
3,制御装置
減速機・変速機・電動機器、モーションコントローラ、ドライバ
4,マーキング装置
昇華型プリンタ、レーザーマーカー
5,光学装置
3Dスキャナ
電子・光学部品事業
1,機構系
プラスチック成型品、高精度歯車、精密部品・金型、ボールネジ
2,工学系
カメラ用シャッター/レンズユニット、魚眼レンズユニット
3,センサ
エンコーダ、ポテンショメータ、電流・圧力・漏液センサ
4,電子系
その他事業
1,自動車用部品
コントロールバルブ、電動オイルポンプ、電磁弁(ソレノイドバルブ)、スプールバルブ、ハーネスモジュール
2,HDD用部品
ベースプレート、トップカバー
3,その他
オルゴール、サービス、工芸機器(陶芸)
業績
2018年度(2019年3月期)
売上高
営業利益率
営業業績の分析
[5]2018年度(平成30年度)の世界経済は、米国景気は堅調ながらグローバルな景気減速懸念を背景にFRBが2019年中の利上げを見送る見通しに転じました。中国については年央から地方政府に対する金融引き締めの影響が出てきたことと米中貿易摩擦への懸念から景気減速が一時的に加速化するなど、グローバルに大きな影響を与えています。今年に入り中国政府の景気対策もあり、景況感を示す経済指標が改善し、また米中貿易協議の進展も期待されています。一方、中国の景気減速により欧州は景気減速が続いております。日本経済も同様に日銀短観における大企業・製造業の景況感が悪化する等、中国の景気減速の企業業績への影響が出てきています。このような状況下、当社グループは「Vision2020」で掲げる2020年度売上高2兆円、営業利益3,000億円の達成に向け、利益ある成長戦略を推進しており、当期の売上高は過去最高を更新致しました。
向先地域別売上高
売上比率に関しては85 %が海外となる。
成長性
経済的動向
[5]世界経済の動向は、堅調な米国景気持続への期待感がある一方で、今後の中国の景気回復動向や英国の欧州連合離脱問題、中東の地政学リスク等への懸念もあることから、引き続き楽観できない状況が見込まれます。
このような状況下、日本電産グループは2020年度をターゲットとするVision2020に掲げた目標の実現に向け、邁進してまいります。
現時点の2019年度の業績見通しは、為替水準を1US$=105円、1ユーロ=125円を前提に以下のとおりと致しました。
*2019年度連結通期業績見通し売上高1,650,000百万円(対前期比108.7%)
営業利益175,000百万円(対前期比126.2%)
税引前当期利益170,000百万円(対前期比122.3%)
親会社の所有者に帰属する当期利益135,000百万円(対前期比121.8%)
(第2四半期連結累計期間業績見通し)
売上高750,000百万円(対前年同四半期比96.5%)
営業利益75,000百万円(対前年同四半期比76.4%)
税引前四半期利益73,000百万円(対前年同四半期比74.3%)
親会社の所有者に帰属する四半期利益57,000百万円(対前年同四半期比72.6%)
研究費割合
研究開発費については、まとめられていたwebサイトを参照する。
[6]2020年度にも研究開発費を18年比80 %に引き上げる。ただし、2019年3月期(2018年度)有価証券報告書[7]より、前年度の研究開発費は18年比約12 %増の629 億円となっている。
円高による営業利益の減少、積極的なM&A及び米中貿易戦争による世界的な販売の不振により、今後の研究開発費がどうなるのかはわからないが、個人的には1,000億円まで突然増えることは考えにくい。
個人的考察
成長性について
中期戦略目標「Vision 2020」
中期戦略目標についてまず述べる。
[8]2015年4月に発表した中期戦略目標では、自律成長とM&Aを基軸に、2020年度売上高2兆円、営業利益率15%以上、株主資本純利益率(ROE)18%以上を目指していきます。また、経営管理体制の更なる強化を図るため、中国・アジア・米州・欧州(含む中東・アフリカ)にそれぞれ地域統括会社を設置し、グローバル5極経営管理体制を確立します。経営品質・経営効率の向上、PMI( 買収後の統合)の積極的なサポートを行い、経営基盤をより強固にした上で新中期戦略目標の達成を目指します。
この2020年度売上高2兆円は2018年度の売上1兆5,000億円に対して33 %の売上増ということになる。営業利益についても現在の9.1 %から5 %以上の増加となる。
世界経済の減速が見込まれる中、この数値は非常に難しいと思われる。
重要事業について
重要事業に関してはおよそ10年前から大きく変わっていることがわかる。
日本電産では主にHDD用小型モータの製造が主力でした。
現在ではご存じの通りHDDからSSDへと普及が進んでおり、SSDには小型モータも必要がないため、事業の改変が進んでいたというのが背景にある。
もちろん大データ化により、クラウドサービスなどを提供している場合にはSSDよりもHDDが使われるため、現在も主力産業であることには変わりはないが、成長産業ではないと思われる。
そこで事業の転換として車載向けの製品に注力している。以前から車載向けの製品は存在していたが、機械系や油圧系の部品が主力となっていた。
現在のEV化に伴い電装品に対する投資を積極的に行っている。
特に今後の主力となるのがEV用車載モータである。
世界シェアについて
世界シェア1位の部品についても資料があったので、簡単に紹介します。やはり小型モータについては非常に強みがあることがわかる。
参考文献
[1]プロフィール 永守 重信
[2] コーポレート・スローガン | 日本電産株式会社 - Nidec Corporation
[3] 国内研究開発拠点 | 日本電産株式会社 - Nidec Corporation
[4] 事業概要 | 日本電産株式会社 - Nidec Corporation
[5]2019年3月期決算短信
https://www.nidec.com/~/media/nidec-com/ir/library/earnings/archive/pdf/2019/Q4_3.pdf
[6] 日本電産、20年度の開発費1000億円の大台へ。何に使う?
[7] 2019年3月期有価証券報告書
https://www.nidec.com/~/media/nidec-com/ir/library/reports/archive/pdf/FY18Q4.pdf
[8] 日本電産の成長戦略 | 日本電産株式会社 - Nidec Corporation
[9]日本電産成長戦略パワーポイント
https://www.nidec.com/-/media/nidec-com/ir/library/presentation/pdf/2018/180312.pdf?la=ja-JP
ウィスラー(Whistler)の日帰り観光
こんにちは。てっちゃんです。
今回はカナダ、バンクーバー近辺のウィスラーに行ってきましたので、行き方や景色など共有したいと思います。
ウィスラーといえば2010年の冬季オリンピックの開催地でもあり、ウィンタースポーツの名所であります。
もちろん冬にスキーを楽しむのもいいですが、夏に景色を楽しむことも十分に価値があると思います。
ウィスラー(Whistler)
ウィスラーはバンクーバーダウンタウンから北に直線距離でおよそ100km離れた場所にあります。
車の場合走行距離はおよそ120 km~130 kmで時間にして1時間半弱かかります。
ウィスラーの地図はこちらのサイトから
Whistler BC Canada | Maps | Tourism Whistler
バンクーバーダウンタウンからの行き方
バンクーバーダウンタウンからの行き方として車かバスが一般的です。
通る道は同じでHighway 99をただ北上するだけです。
グーグルマップで経路を表示してみると行き方は非常に簡単なことがすぐわかると思います。
私が行ったときはバスのチケットを購入していきました。
往復で税抜き35ドルでしたので、日本円にして約3,000円ほどです。
特に車を借りる予定のない方には手ごろでお勧めです。
また、運行時間に関しても大体1時間に1本ずつあるので、自分たちの計画に合わせて予約が取れることも強みです。
チケットを購入したサイト
$35 Round Trip Express Bus to Whistler | Epic Rides
ちなにみ私は9時ダウンタウン発で16時ウィスラー発のバスを予約しましたが、観光の時間は十分にとることができました。
ウィスラーヴィレッジ
ウィスラーヴィレッジは洋風の建物が並ぶ小さな中心街です。
全体を散策するのにも2時間あれば十分で中には飲食店やお土産などショッピングも楽しむことができます。
また、北にはオリンピックパークがあり、五輪のモニュメントがあります。
スキーをするにもバイクに乗るにも結局は通るので、そこまで注視する必要もないかと思います。
ゴンドラ(peak2peak)
ゴンドラはカナダの広大な景色を見るためにも必ず乗っておきましょう。
ウィスラーには大きな2つの山(whistler mountainとwhistler blackcomb(?))があり、そのピークとピークを結ぶのがpeak2peakという名前のゴンドラです。
11分間のゴンドラは4本の支柱でのみ支えられており、支柱間の間隔及びゴンドラの高さは世界最長(最高)です。
写真で見ても広大な景色であることがわかると思いますが、実際に目で見ると圧倒されます。
peak2peakの乗り方
peak2peakの乗り方ですが、乗り場はもちろん山の上ですので、初めに別のゴンドラを乗って頂上へ向かう必要があります。
乗り場に行くためには地図の6番に書かれているwhistler village gondlaに乗ることをお勧めします。
地図:Whistler BC Canada | Maps | Tourism Whistler
チケット売り場も併設のため、スムーズに乗ることができます。値段は夏季シーズンは$69で、冬季は少し安くなっています。
観光日から3日前までに購入することで少し割引がありますが、知りませんでした。
また、私が誤解していたのですが、peak2peakのゴンドラチケットが$69で乗り場に行くための他のゴンドラのチケットも別で買う必要があると思っていたのですが、peak2peakチケットで1日中どのゴンドラもリフトも乗り放題になります。
peak2peakのオフィシャルサイト
Whistler BC Canada | PEAK 2 PEAK Gondola | Tourism Whistler
お勧めゴンドラルート
実際に私が回ったルートについて紹介します。もちろん私が考えたわけではなく、ゴンドラに乗る前にカスタマーインフォメーションセンターがあってそこのおじさんに聞きました。
したがって一般解になると思います。
ゴンドラの名前とアクセスは以下のオフィシャルサイトへ。(How to Access参照)
Whistler BC Canada | PEAK 2 PEAK Gondola | Tourism Whistler
スタートは先ほど述べた6番の建物からwhistler village gondlaに乗ります。大体25分くらいです。
降り場から外に出るとすぐに五輪マークが出迎えてくれます。
ここでpeak2peakに乗る前に一つ別にリフトに乗ります。
名前がPeak express chairです。このリフトに乗って見に行くのがCloudraker Skybridgeです。(リフトの乗車時間は片道10分くらい。)
ここが観光で行くことのできる最高到達点です。
ご覧の通り、とてつもなく高くてデカいです(語彙力)。
あとは乗ってきたリフトを再び乗り、peak2peakの乗り場に行き、反対側の山(Blackbomb Mountain)に行きます。(乗車時間11分)
Blackbomb Mountainには特に観光するようなものはなかったです。よって、少し景色を楽しんでから、最後にBlackcomb gondolaに乗ってwhistler villageに帰ってきました。(乗車時間20分くらい)
到着場所は少し変わってvillage mapの80番の建物の前に到着します。
このように回ればまんべんなく観光を楽しむことができると思います。
そして、ゴンドラの乗り始め(whistler village gondola)から乗り終わり(Blackcomb gondola)までトータルして約2時間で帰ってくることができました。
アクティビティ
アクティビティについてですが、冬シーズンは専らスキーやスノーボードになりますが、夏シーズンはマウンテンバイクで山下りになります。
私はやったことがありませんが、ウィスラーはマウンテンバイクの山下りで世界的に有名な場所のようで、たくさんのライダーであふれていました。
もし、チャンスがあればやってみたかったですが、、、
I CAN’T STOP RIDING MTB DOWNHILL IN WHISTLER BIKE PARK!!
まとめ
ウィスラーはバンクーバーで観光した中で一番景色を楽しんだといっても過言ではありません。
アクセスも良好で、観光だけであれば1日あればほとんどを散策することができます。(ハイキングルートは除く)
また、空港からの直接バスもあるので、もし、興味があったり、留学中の学生さんたちはぜひ訪れてみることをお勧めします。
それから、8月中旬に行きましたが、山の上は非常に寒いですし、風も強かったです。
長袖のシャツを着ていても寒かったので、上着を持っていくこともお勧めします。
最後にもう一枚きれいにとれた写真も上げておきます。
キーエンスの企業研究(2019年3月期)
株式会社キーエンスの企業研究です。企業の理解を深めるために一連の情報をHPリンクとともにまとめてあります。この記事では投資家向け資料の連結決算概要から各セグメントの情報や考察を行いました。どちらかというと技術系の学生向けになっていると思いますが、事務系の学生にも役立つ情報をまとめてあると思います。
では、よろしくお願いします。
代表取締役
氏名
山本 晃則
経歴
[1]1987年(昭和62年)立命館大学理工学部卒業。キーエンス入社。
2004年(平成16年)3月 FIGNA事業部長
2009年(平成21年)6月 取締役事業推進部長兼MECT事業部長
2010年(平成22年)12月 代表取締役社長
代表メッセージ
[2]より3点引用
- さらなる「付加価値の創造」を目指して
- 経営にとって当たり前のことを当たり前に実践する
- 海外事業の展開を加速したい
企業理念
[3]より3点引用
- 最小の資本と人で最大の付加価値をあげる
- 「目的意識」を持って主体的に行動する
- 「市場原理・経済原則」で考える
設立年・資本金・株式公開・事業拠点
設立年
1974年5月27日
資本金
306億3,754万円
株式上場
東京証券取引所市場第一部上場
事業拠点
国内拠点については[4]参照ください。
本社兼研究所は大阪にあり、もう一つ研究所が東京にもあります。
事業所はさらに3つあります。
海外拠点[5]はさらに大きく、45か国200拠点にまで広がります。
詳しい事業内容
キーエンスの場合は電子応用機器の単一セグメントです。
[6]製品群として、センサ/判別変位センサ、変位計/寸法測定器、測定器/投影機/三次元測定、安全機器、流量センサ/圧力センサ、データロガー/記録計、静電気/クリーン、画像処理装置/画像センサ、PLC/タッチパネル、レーザマーカ/産業用インクジェット、マイクロスコープ/顕微鏡/形状測定、バーコード/ハンディターミナルがあげられます。
業績
2018年度(2019年3月期)
セグメント分けがないため、連結売上高と営業利益率のグラフのみ示します。
売上高、営業利益率
営業業績の分析
[7]当連結会計年度の世界経済は、一部の地域で弱さがみられましたが、全体としては緩やかな回復基調で推移しました。アジア地域では、一部の地域で輸出や生産の減少がみられました。欧州では生産に弱い動きがありましたが、消費や設備投資は緩やかに増加しました。国内においては輸出や生産の一部の弱さも見られましたが、緩やかに回復しました。
こうしたなか、当社グループといたしましては中長期的な成長を維持する観点からも、企画開発面での充実、営業面での強化を図ってまいりました。企画開発では、マルチカラー同軸変位計やカメラ内蔵レーザ変位センサ等の新商品の開発を行い、営業面では、人材の充実や海外販売体制の強化を図ってまいりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は576,095百万円(前年同期比11.4%増)、営業利益は317,868百万円(同8.5%増)、経営利益は319,860百万円(同7%増)、親会社株式に帰属する当期純利益は226,147百万円(同7.4%増)となりました。
向先地域別売上高
[7]海外売上比率を抜粋しました。
海外の売上高こそありましたが、内訳は全くありませんでした。
今までいろいろ研究してきて初めてです...。
成長性
経済的動向
[7]今後の世界経済につきましては、通商問題の動向、各国経済の先行き、政策に関する不確実性、金融資本市場の変動等によるリスクに留意する必要がありますが、全体としては緩やかな回復が続くことが期待されます。
研究費割合
[8]当連結会計年度における主な成果としては、超高輝度マルチカラー光源を採用し、広い測定範囲と高精度な測定を実現したマルチカラーレーザ同軸変位計を開発。対象物の材質に左右されず、透明、鏡面、金属粗面、セラミックや樹脂、接着剤などの液体においても高精度で正確な測定を実現。これまで諦めていた狭い場所でのセンサヘッドの並列設置やロボットへの搭載が可能になりました。
さらに、新方式であるドライブスキャンシステムを搭載したカメラ内蔵レーザ変位センサを開発するなど、製造現場の生産性や品質向上に貢献する商品の開発にも注力しました。
なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費は19,528百万円となりました。
2018年度の研究開発費は上記のとおり19,528百万円で売上高の3.3%である。
[9]一方、キーエンスは顧客の現場で生の声を聞きながら問題点を探り、解決案を探っていくため、研究開発に膨大なコストはかかりません。2015年3月期の研究開発費は売上の3%程度に止まっています。また、直接販売のため販売代理店への販売手数料といったコストがかかりません。一般消費者向けの商品を作っている訳ではないため、広告宣伝費もかかりません。例に挙げた企業と比べて、キーエンスが開発費や売出費をかけなくても済むのは直接販売による恩恵と言えます。キーエンスの販売費および一般管理費では、役員および社員の人件費と研究開発費が全体の6割以上を占め、それ以外に目立って大きな費目はないのです。
この理由については後ほど考察します。
個人的考察
成長性について
FAに関しての考察はファナック、安川電機の企業研究で述べているのでそちらを参考にしてください。
個人的には今後かなり強い分野であり、且つ日系企業のシェアが非常に大きいです。
超高営業利益率
まず、営業利益率から考察しましょう。
2019年3月期の営業利益率は54.6%に上ります。日系電機メーカーの営業利益率が10 %あれば優良企業とされるなか50%越えは異常といっていい数値です。
キーエンスはどうやら営業体系に大きな違いがあるらしい。一般的に企業はマーカーと顧客の間に卸売業や小売業を介在させて取引を行うが、キーエンスの場合はすべての顧客に直接販売を行っている。この営業体制が高営業利益率につながっている。
[11]そしてもう一つがコンサルティング営業である。
コンサルティング営業とは
お客様の課題解決手段として商品をご提案させていただきます。例えば工場の〇〇という点に問題がある、なのでキーエンスのこの商品を使って解決しましょうというご提案をさせていただきます。
そして顧客の求めるアイディアを持ち帰りフィードバックし、製品を開発するというサイクルが高効率を生み出している。
また、ホームページに書かれている70%の製品が業界初であるということですが、業界初の製品は卸売業を通すより、社員が説明した方が伝わるということから始まった。
[10]つまり、前例のない商品は直接価値を説明しないと伝わらないからである。
ファブレス経営について
キーエンスのもう一つの特徴はファブレス経営です。ファブレス経営とは自社で工場を持たずに生産を外注して製品を販売する形態のことである。
[12]一様にファブレス経営だから高営業利益であるとは言えない。例えば生産管理のしにくさといったデメリットもあるから。
ただ、Appleも設計開発など高付加価値を生み出す業務をアメリカで行い、生産を人件費の安い中国で行うことで高営業利益率を生み出している。
キーエンスの場合は生産のすべてを子会社に外注することで設計開発などに高付加価値を載せている。
時事問題
[13]2019年第一四半期の決算が2日前(2018/7/26)に発表されました。
やはり、米中貿易摩擦の影響から中国内の設備投資に陰りが出ています。売上高は6%減で営業利益は15%減となっている。
参考文献
[3] 企業理念 | キーエンスについて | 新卒採用 | 株式会社キーエンス
[6] キーエンスの商品群|キーエンスグループについて|キーエンスエンジニアリング株式会社
[7] https://www.keyence.co.jp/company/outline/results.jsp
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
[8] https://www.keyence.co.jp/company/outline/securitiesreport.jsp
有価証券報告書第50期(2018年3月21日-2019年3月20日)
[9] 「日本一高い給料」を支払える会社キーエンス。高収益の秘密とは? | (3/4) | PRESIDENT WOMAN | “女性リーダーをつくる”
[10] 平均年収1位常連キーエンスの凄みは、営業利益率50%を生むニーズ先取り開発にあり | LabBase
[11] 「営業利益率53%」の裏側〜ハイパフォーマンス企業キーエンスの魅力
[12] ファブレス経営とは? 意味、業界・業種、メリット・デメリットについて【代表的なファブレスメーカーの例】 - カオナビ人事用語集
[13] キーエンス9年ぶり最終減益 4~6月、センサー低迷 :日本経済新聞
日立製作所の企業研究(2019年3月期)
日立製作所の企業研究です。企業の理解を深めるために一連の情報をHPリンクとともにまとめてあります。この記事では投資家向け資料の連結決算概要から各セグメントの情報や考察を行いました。
どちらかというと技術系の学生向けになっていると思いますが、事務系の学生にも役に立つ情報をまとめてあると思います。
では、よろしくお願いします。
代表取締役
氏名
東原俊昭
経歴:
[1]国立阿南工業高等専門学校
徳島大学工学部電気工学科卒業(1977年)
新卒にて日立製作所入社
日立パワー・ヨーロッパ社プレジデント
株式会社日立プラントテクノロジー代表執行役 執行役社長
2016年から代表執行役 執行役社長兼CEO兼取締役
代表メッセージ
[2]人々の豊かな暮らしを実現する社会イノベーション
マネージメントメッセージ
企業理念
[3]創業者 小平浪平が抱き、創業以来大切に受け継いできた企業理念、”優れた自主技術、製品の開発を通じて社会に貢献する”
その実現に向けて先人たちが苦労を積み重ねる中で形づくられた日立創業の精神。
そしてそれらを踏まえ、日立グループの次なる成長に向けて、あるべき姿を示した日立グループ・ビジョン。
これらを、日立グループのMISSION、VALUES、VISIONとして体系化したものが、
日立グループ・アイデンティティです。
上記は企業理念の一部に過ぎないので、HPにて日立グループ・アイデンティティについて記載されています。
会社概要は[4]参照。
アイデンティティや事業内容など基本情報が記載されています。
設立年・資本金・株式公開・事業拠点
設立年
[5]大正9年(1920年)2月1日 [創業 明治43年(1910年)]
(補足)設立と創業の違い
設立は事業などに関係なく会社法人を設立した年になる。
創業は営利を目的とした事業を始めることです。
つまり、個人事業主として商売を始めた年が創業年。会社法人を立ち上げた年を設立年となる。
資本金
458,790百万円(2018年9月末現在)
株式公開
966,692,677株(2018年10月1日より)
事業拠点
[6]国内事業拠点はHPにありますが、多くの企業同様にどの部署がどこに入っているかはわかりませんでした。
詳しい事業内容
情報・通信システム
システムインテグレーション、コンサルティング、クラウドサービス、サーバ、ストレージ、ソフトウェア、通信ネットワーク、ATM
社会・産業システム
製造業・流通業向けシステム、水処理システム、産業用機器、エレベーター、エスカレーター、鉄道システム、原子力発電システム、再生可能エネルギー発電システム、送変電システム
電子装置・システム
半導体製造装置、計測・分析装置、先端産業部品、医療機器
建設機器
高機能材料
半導体・ディスプレイ用材料、配線板・関連材料、自動車部品、蓄電デバイス、特殊鋼製品、磁性材料、素形材部品、電線材料
オートモティブシステム
エンジンマネジメントシステム、エレクトリックパワートレインシステム、走行制御システム、車載情報システム
生活・エコシステム
冷蔵庫、洗濯機、掃除機、ルームエアコン、業務用空調機器
*金融サービスについては持ち分会社であった日立キャピタルを持ち分法適用会社としたことに伴い除外
業績
2017年度(2018年3月期)
売上高
調整後営業利益と利益率
重電系メーカー売上国内トップ企業である。売上に関してはほぼ横ばいであるが、利益率が右肩上がり。
2013年以前の色を変えている理由は、会計方式の違いによる問題である。以前まで米国会計基準を使用していたが、2014年からIFRSに変更されている。
会計士でもないでの深くはわからないが、売上の違いとしては製品を出荷した段階で売上に計上されるのか製品を納品した後に売上に計上されるのかの違いがある。
したがって、色だけ変えておいた。
以降セグメント情報に移行するが、会計方式の違いやセグメントの変更などがあるため、IFRS方式になった2014年から
営業業績の分析
[7]当期における日立グループの売上収益は、前期に比べ1%増の9兆4,806億円となりました。日立国際電気の売却による減収があったものの、北米やアジア・大洋州を中心に売上が拡大した建設機械部門、欧州向け鉄道システムが好調であった社会・産業システム部門、システムインテグレーションが堅調に推移した情報・通信システム部門、日立化成および日立金属における事業買収により高機能材料部門が増収となりました。
調整後営業利益は、オートモティブシステム部門や高機能材料部門等が減益となったものの、社会・産業システム部門、建設機械部門、情報・通信システム部門が増収および収益性改善により増益となったことにより、前期に比べ403億円増加し、7,549億円となりました。
EBITは、調整後営業利益の増加および日立国際電気株式の売却益の計上に加え、オートモティブシステム部門におけるクラリオン株式等の売却益や、社会・産業システム部門において、鉄道システム事業におけるアジリティ・トレインズ・ウエスト社の一部株式の売却益計上があったものの、電力・エネルギー事業における英国原子力発電所建設プロジェクトの凍結に伴う減損損失の計上等により、前期に比べ1,303億円減少し、5,139億円となりました。
調整後営業利益とEBITの違い
まず、日立製作所では”調整後営業利益”と”EBIT(Earnings Before Interest and Taxes)”の2つの指標が連結決算資料にある。調整後営業利益は経営の実態をより適切に表示するために売り上げ収益から売上原価、販売日および一般管理費の額を減算して算出した指標。
EBITは、営業利益から、受取利息の額を減算し、支払い利息の額を加算して、特別損益を調整した結果になります。
単純に企業の営業利益(本業によってもたらされる利益)を考慮すれば十分だと思われる。なぜなら、特別損益は株式売却益などの本業以外の損益が加味されるため、企業本来の力を反映した数値とは異なるため。
向先地域別売上高
ここでは、顧客の所在地別で売上高を考察する。
上記より、国内外の売り上げ割合がおおよそ50:50であることが分かる。また、連結売上高のうち北米が13 %、欧州が11 %、アジアが21 %を占めていることが分かる。
成長性
ここで考慮する成長性としては、2点あげる。1つは経済的動向、もう1つが研究力とする。
経済的動向
2018年3月期の経済的動向
[8]今後の当社を取り巻く経営環境は、米国を中心に世界経済全体として緩やかな景気拡大基調が持続すると見込まれる一方、英国のEU離脱交渉や世界各国の通商関係の動向など、不透明な経済状況が続く見通しです
2019年3月期の経済的動向
[7]当社は、お客様との協創を通じた社会イノベーション事業のグローバル展開を加速するとともに、継続的な事業構造改革の実施や事業ポートフォリオの見直しなど経営基盤強化に向けた取り組みを推進し、持続的な成長をめざしていきます。
2019年3月期の経済的動向にはあまり多くの情報は乗っていなかった。2019年に入り、世界経済の不覚的要素が増えたために、言及を避けたのでしょうか?
研究比割合
[11]よりそのまま引用しました。
研究費割合で言うと少ない方です。
個人的考察
企業考察
成長性の前に企業考察をしてみる。まず、日立製作所の特徴として意思決定速度の速さが挙げられる。100%子会社(完全子会社)として分社化することによる意思疎通の迅速化。100%子会社(完全子会社)とは子会社の発行株式をすべて親会社が所有している状態。分社化することで独立した経営となるため子会社内の意思疎通が迅速となる。また、上場しているグループ会社の利益を本社に取り込むメリットもある。つまり、上場グループ会社の場合、本社以外の株主に対しても利益は流出することとなるが、それを抑えることができる。
次にあげられるのが、選択と集中。これはリーマンショックで日立製作所が2009年3月に8,000億の赤字を計上した際に”総合電機メーカー”の日立製作所から採算の合わない事業について撤退を行い、主力事業に注力した。結局この決断が業績のV字回復となり、現在に至る。
最近の題材としては英国の原発事業の撤退が挙げられる。これはインフラに強みのある日立製作所にとって大きなビジネスであった。経済規模は3兆円。2012年に日立製作所が英ホライズン社を買収し原子炉2基を有した原子力発電所の建設を進めてきた。しかし、2019年1月17日に事業の凍結がきまった。
個人的には非常に肯定的な意見を持っている。福島原発の事故から世界世論の脱原発と再生可能エネルギーの注目(特に欧州)は大きく、仮に原発が英国内で稼働したとしても事故が再び起こるようなことが起きたらどうなっていたか・・・3000億円の特別損失が計上されたが、最小限に食い止めた。と思っている。
成長性について
成長性があるとは言えないかと考えている。売り上げ規模が10兆円規模の国内最大級の会社の利益が1割増えるとすると1兆円・・・この数字が簡単か簡単ではないかと言ったら・・・ということですね。ただ、日立の強みは事業の広さにあり、不採算の事業の1つや2つ出たところでほかの事業でカバーできる。大企業の安定性といった面では非常に高いと考える。
今後の伸びしろとしては2018年度中期系戦略にある時代に伴ったM&Aによる事業の拡大。もう1つ日立製作所が注力しているのがLumadaによるディジタル事業拡大の2つである。Lumadaに関しては参考文献[10]参照。
電気主要8社比較
三菱電機企業研究
参考文献
[1]東原 敏昭 略歴:日立
[4]http://www.hitachi.co.jp/about/corporate/jp_Outline_2018-2019.pdf
[6]国内所在地一覧:日立
[7]https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2019/04/0426/2018_An.pdf
[8]https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/04/0427/2017_An.pdf
[9]https://www.hitachi.co.jp/IR/library/integrated/2018/ar2018j.pdf
[10]2018年度には売上高1兆円超え、日立が考えるIoT基盤の3つの成長パターン (1/2) - MONOist(モノイスト)
[11]設備投資額・減価償却費・研究開発費 他:株主・投資家向け情報:日立
TDK株式会社の企業研究(2019年3月期)
TDK株式会社の企業研究です。企業の理解を深めるために一連の情報をHPリンクとともにまとめてあります。この記事では投資家向け資料の連結決算概要から各セグメントの情報や考察を行いました。どちらかというと技術系の学生向けになっていると思いますが、事務系の学生にも役立つ情報をまとめてあると思います。
では、よろしくお願いします。
代表取締役
氏名
石黒 成直
経歴
[1]参照。
1982年1月 当社入社
2002年4月 当社レコーディングメディア&ソリューションズビジネスグループ 欧州営業部 経営企画担当部長
2004年7月 当社ヘッドビジネスグループ HDDヘッドビジネスディビジョン 日本オペレーション 企画グループ リーダー
2007年4月 当社ヘッドビジネスグループ HDDヘッドビジネスディビジョン 日本オペレーション リーダー
2011年4月 当社ヘッドビジネスグループ デピュティゼネラルマネージャー
2012年6月 当社ヘッドビジネスグループ ゼネラルマネージャー
2014年6月 当社執行役員
2015年4月 当社磁気ヘッド&センサビジネスカンパニー CEO
2015年6月 当社常務執行役員
2016年6月 当社代表取締役社長 兼 当社加湿器対策本部長(現任)
当社生産本部長
代表メッセージ
[2]成長市場へ価値のある製品を提供して、エレクトロニクスの未来と社会の発展に貢献します。
企業理念
[3]引用。
社是
創造によって文化産業に貢献する
社訓
夢 : 常に夢を持って前進しよう。夢のないところに、創造と建設は生まれない。
勇気 : 常に勇気をもって実行しよう。実行力は矛盾と対決し、それを克服するところから生まれる。
信頼 : 常に信頼を得るように心がけよう。信頼は誠実と奉仕の精神から生まれる。
設立年・資本金・株式公開・事業拠点
設立年
1935年12月7日
資本金
32,641,976,312円(2019年3月末)
株式公開
129,590,659株(2019年3月末)
事業拠点
事業拠点は[5]参照。
多くの企業同様で、研究開発拠点、生産拠点などの判別はできるものの、部署ごとまではわからない。
各々で希望業種と拠点を直接把握しなければならないであろう。
詳しい事業内容
受動部品
セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクティブデバイス(コイル、フェライトコア、トランス)、高周波部品、圧電材料部品、回路保護部品
センサ応用製品
温度・圧力センサ、磁気センサ、MEMSセンサ(微小電気機械システム)
磁気応用製品
HDD用ヘッド、HDD用サスペンション、マグネット
エナジー応用製品
その他
メカトロニクス(製造設備)等
業績
2018年度(2019年3月期)
売上高
営業利益率
年間の連結売上は右肩上がりです。村田製作所同様に部品メーカーは中国製の携帯の普及に伴って売り上げを伸ばしています。
受動部品
2016年から2017年にかけてはセグメントの名前は同じですが、構成する部品が変わっているため、厳密には表にするべきではないと思いましたが、色を変えて併記しました。
2016年以前はセンサ応用製品に関して受動部品として構成されていましたが、2017年より、管理区分が変更となりました。
[6]当セグメントは、①コンデンサ ②インダクティブデバイス ③その他受動部品 で構成され、売上高は、4,334 億 6 百万円(前期 4,177 億 57 百万円、前期比 3.7%増)となりました。 コンデンサは、セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ及びフィルムコンデンサから構成され、売上高は、1,733 億 31 百万円(前期 1,569 億 90 百万円、前期比 10.4%増)となりました。セラミックコンデンサの販売は、主に自動車市場向けが増加しました。アルミ電解コンデンサ及びフィルムコンデンサの販売は、自動車市場及び産業機器市場向けが増加しました。 インダクティブデバイスの売上高は、1,586 億 39 百万円(前期 1,575 億 29 百万円、前期比 0.7%増)となりました。自動車市場及びICT市場向けの販売は増加したものの、産業機器市場向けの販売は減少しました。 その他受動部品は、高周波部品及び圧電材料部品・回路保護部品で構成されており、売上高は、1,014億 36 百万円(前期 1,032 億 38 百万円、前期比 1.7%減)となりました。主にICT市場向けが減少しました。
センサ応用製品
2017年から受動部品事業から分離した事業である。
[6]当セグメントは、温度・圧力センサ、磁気センサ、MEMSセンサで構成され、売上高は、764 億 67 百万円(前期 773 億 55 百万円、前期比 1.1%減)となりました。自動車市場向けの販売は増加したものの、ICT市場及び産業機器市場向けの販売は減少しました。
磁気応用製品セグメント
[6]セグメントは、HDD用ヘッド、HDD用サスペンション、マグネットで構成され、売上高は、2,728億 7 百万円(前期 2,775 億 48 百万円、前期比 1.7%減)となりました。HDD用ヘッド及びHDD用サスペンションは、ICT市場向けが減少しました。マグネットは産業機器市場向けの販売が減少しました。
エナジー応用製品セグメント
[7]従来の「受動部品」、「センサ応用製品」、「磁気応用製品」および「フィルム応用製品」の4つの報告セグメントが、2019年3月期より「受動部品」、「センサ応用製品」、「磁気応用製品」および「エナジー応用製品」に変更となりました。これらの報告セグメントとそれらに属さない「その他」に分類されます。
[6]当セグメントは、エナジーデバイス(二次電池)、電源で構成され、売上高は、5,375 億 2 百万円(前期4,428 億 22 百万円、前期比 21.4%増)となりました。エナジーデバイスの販売は、ICT市場向けが大幅に増加しました。
営業業績の分析
[6]当期における世界経済は、上半期までは消費、生産、輸出に支えられ総じて堅調に推移したものの、下半期に入り、米中貿易摩擦問題の顕在化等により、中国経済の減速や欧州の政治問題などによる景気への影響は避けられず、今後の先行きにおける不透明感が強まりました。
当社の連結業績に影響を与えるエレクトロニクス市場を概観しますと、自動車市場において、中国市場での販売不振やWLTP(国際調和排出ガス・燃費試験法)の導入等の影響で、自動車販売台数は前期比で減少しましたが、電装化の進展により部品搭載点数は増加の傾向が続いております。ICT(情報通信技術)市場では、スマートフォンの買い替えサイクルの長期化の影響等により、生産台数が前期の水準を若干下回りました。HDD(ハードディスクドライブ)の生産は前期比で減少しましたが、そのうちデータセンター向けHDDの生産は増加しました。
向先地域別売上高
海外売上比率は表からもわかる通り、9割が海外売り上げ、7割がアジアでの売上である。
成長性
経済的動向
[6]エレクトロニクス市場は、中長期的には電子部品需要の拡大が見込まれますが、短期的には米中貿易摩擦、中国経済の減速や Brexit 等の欧州政治リスクなどマクロ経済への影響が避けられず、景気の減速傾向が強まっております。このような市場環境においても、顧客基盤やアプリケーション基盤の拡大により重点事業の着実な成長を図るとともに、景気に左右されない収益改善策を確実に実行することにより全社の収益性体質を強化してまいります。また、中長期的な成長を見据え、重点事業の競争力強化を目指し、継続的な設備投資を実行してまいります。 中期経営計画では、当社グループの社会的価値向上を最重要課題の一つと捉えておりますが、その取り組みを強化するため、サステナビリティ推進本部を新設しました。SDGs(2015 年国連サミットで採択された17 の持続可能な開発目標)をフレームワークにした事業への取り組みも強化し、持続可能な企業活動で社会に貢献し、さらなる成長を実現する企業を目指してまいります。
研究費割合
設備投資は対売上比率でおよそ12.5 %と比較的高い水準である。部品メーカーは(村田製作所など)需要の拡大によって生産量を増やしており、18年19年と村田製作所も3,000億円近く設備投資を行っている。
つまり、生産規模、売り上げとも長期的には拡大基調であることがわかる。
研究開発費も8 %と大手メーカーと比較すると大きな規模であることがわかる。
個人的考察
成長性について
部品メーカーは今後の成長に関しては、大きいと考えている。考察に関してはほとんど村田製作所の考察と同じであるので、そちらをご覧ください。
一点だけ海外売上比率について考察します。
海外売上比率についての考察
海外売上に関して、電子コンポーネントは圧倒的にアジア圏で消費されている。これは単純に携帯端末の生産拠点が中国や韓国に集中していることからも間違いないであろう。
携帯のシェアも、サムスン、ファーウェイ、アップルがtop3でアップルも生産拠点は中国である。
リコーは部品メーカーの中では非常にバランスの取れた海外売上比率となっており、これは村田、TDKと比較すると製品ラインナップによる違いで自動車部品などは欧州に需要があることなどからであると考える。
つまり、電子部品を主に扱うメーカーは中国での売上による依存が大きく、現在の米中貿易摩擦の影響をもろに受けることになる。
中国内で生産を行う企業がベトナムなどの新興国に移転のニュースも最近はよく見られるため、今後の業績の不確定要素は多く含んでいる。
村田製作所企業研究
京セラ企業研究
参考文献
[1] https://www.jp.tdk.com/corp/ja/about_tdk/executive_lineup/shigenao_ishiguro.htm
[3] 第1章 企業行動憲章 | 企業倫理綱領 | TDKについて | TDK株式会社
[5] TDKネットワーク | TDKについて | TDK株式会社
[6] https://www.jp.tdk.com/ir/ir_library/financial/pdf/2019052200_s1tu16wt.pdf
[7] https://www.jp.tdk.com/ir/ir_library/annual/pdf/2018_all_v2.pdf
[8]https://www.jp.tdk.com/corp/ja/ir/financial_information/capex/index.htm
1年間のバンクーバー語学留学!学費と生活費はいくらかかったのか?
こんにちは。てっちゃんです。
今回は1年間の語学留学で実際にかかった金額について言及していこうかと思います。
大体インターネットで
「カナダ バンクーバー 語学留学」
と検索すると、200万円から400万円までかなり広く記載されています。
で、結局いくらかかるんだよ。って私も調べたときに思いました。
結論から述べますと、私の場合は合計で300万円かかりました。
2018年9月から2019年8月末まで1年間の語学留学をしており、残すところ帰国まで1か月となりました。
ところどころ年間で算出していますが、厳密には48週間の語学学校滞在と50週間のカナダ滞在になりますので、11か月になります。
かかった金額について参考になれば幸いです。
なお、カナダ国内でも都市によって費用は変わってきますので、トロントやモントリオール、カルガリーなど日本人に人気の場所については私は全くわかりませんので悪しからず。
では、初めましょう。
学費
学費についてです。まず、私が通っている学校はバンクーバーで一番大きな語学学校
ilacといいます。
ilacの過去記事
1年間(48週間)の語学学校の学費は120万円でした。
この費用に教科書代を含めると大体プラス3万円くらいでトータル123万円くらいになります。
語学学校は一番入念に調べなければならないと思います。私の場合は日本人比率や料金で比べずに長期で学習できる環境があるかどうかを注視していました。
長期で学習する場合に特にilacがいいと思ったことは17段階のレベルわけです。
基本的に他の語学学校は4レベルくらいしかわかれていないので、数か月も同じクラスとクラスメイトではモチベーションが下がりそうだと思っていたので、このレベル分けは非常に良かったです。
また、学校は午前8時半から午後1時半までの5時間で休憩時間を除くとおよそ一日4時間半の学習時間になります。
フィリピン留学などと比較するとかなり短いと感じますが、この学校にはパワーイングリッシュという1時間半の追加クラスがあり、それを受講した場合は一日6時間の勉強時間になります。
個人的にはそこまでする必要もないかと思いましたし、長期滞在の場合は取らなくてよかったと思っています。
授業で勉強したことをしっかり覚えるための自習時間をしっかりとったほうがいいでしょう。
家賃
次は家賃です。
バンクーバーの家賃は東京より圧倒的に高いです。1ルームを一人で借りることはほとんどなく、ホームステイかシェアハウスになることがほとんどです。
私に場合は申込時にホームステイとして3か月だけ申し込みをしました。
その金額は食事、光熱費、wifi込みで$880/monthです。日本円(当時$1=84円)で7万3千円になります。
正直このホームステイはかなり安いです。食費込みなので東京に住んでいた時より安いですね。
ホームステイ記事
ただし、私の場合はホスト先のご飯がはずれでしたので、結局自分で食材を追加で買ってきたりと出費は毎月2万円くらいかけてました。
3か月後からは契約を変更して毎月$600でシェアハウスさせて貰っています。ただ、これはホストがホームステイしてたし、きれいに使ってくれてるから$100ほど割引してくれたためで、場所にもよりますが、私の住んでいるノースバンクーバーでは月$700くらいが相場になります。
まとめますと、1年間でかかった家賃は63万円になります。
(ホームステイ時の家賃は$700で算出)
食費
次に食費です。
食費に関してはおおよそ日本にいた時と同じくらいになりました。
また、外食はなるべくしないように自宅では毎食自炊をし、節約を心がけてました
私の場合はいつも週$75ドルを予算に買い物をしていましたので、月に換算するとおよそ$300になります。
(もちろん月$200でも全然生活できますが、食事の質を下げたくはなかったので、ちゃんと栄養バランスも考えているとこのくらいになりましたね。)
外食をした場合にレストランでは1食$20はかかるので、できるかぎり自炊をしない限りいくらでも食費は膨らみます。
よって、トータルでかかった金額は24万円になりました。(ホームステイ時の3か月は$150で算出)
旅行損害保険料
保険料です。外国滞在時はほぼすべての人が医療保険などに加入します。
この保険料は非常に高く、私の場合は医療費負担、歯科治療費未負担の保険で年間26万円がかかりました。
航空券
航空券はエアカナダで購入しました。
基本的に航空券は時期によって値段が変わります。日本人の渡航が多い夏の時期だと高いです。
私の場合は行きの航空券が成田発バンクーバー国際空港着で15万円。
帰りの航空券が8万円。
合計で23万円になりました。
行きの航空券は経由便で前々から買っていたのですがトラブルでキャンセルせざるを得なくなり、結局渡航直前に航空券を買いなおしたため、高くなってしましました。
ビザ関連
カナダへ渡航する場合、6か月以内であればビザなしでの渡航が可能です。
しかし、それ以上の渡航はビザが必要です。1年間の語学留学の場合は学生ビザの取得が必須になります。
さらに、eTAと呼ばれる電子渡航証書は渡航機関に限らず入国の際に必須になります。
私はビザの取得は代行会社に依頼しました。
依頼した会社はイージスグローバルサポートという会社で学生ビザの料金と手数料合わせて2万5千円ほどでした。
・会社HP
料金案内|カナダ・オーストラリアのビザはイージスグローバルサポート
交通費
交通費は住んでいる地域によって変わってきます。ほとんどの学生がバス、スカイトレインと呼ばれる電車’もしくはシーバスと呼ばれる船(ノースバンクーバーからバンクーバーのダウンタウンに通う場合)で通学します。
他のサイトに公共交通機関について詳しく書かれているのでそちらをご覧ください。
バンクーバーの交通手段と公共交通機関の料金システム | とりあえずバンクーバー。
私の場合はマンスリーパス2ゾーンで毎月$131でした。(2019年6月からすべての料金が値上がりしました。)
年間で13万円ほどです。
雑費
雑費の内訳は以下の4点になります。
- 携帯電話
- 外食
- ジムにかかるお金
- その他
携帯電話は月$40で年間4万円強でした。
外食週1回程度を目安にしていましたので、結局月$100で1年で10万円にはおさまりました。
ジムにかかるお金は月$90ドルかかりましたので、年間9万円弱になりました。
注意点としてジムはボルダリングジムに行っていたためこの値段になっています。トレーニングが目的であれば月$20もあれば十分です。
その他は旅行費や必需品などまとめます。
私の場合は旅行にお金を使うことは考えていなかったので、ほとんど使っていません。年間10万円くらいです。
行ったのは遠い場所でビクトリアくらいで、あとはバンクーバー近辺の公共交通機関で行けるところを中心に回りました。
ロッキー山脈やシアトルにも行きたいという人はもちろん高くなってしまいますね。。
合計金額
バンクーバー1年間の語学留学でかかった金額は全部で300万円かかりました。
高いですね。。。ただ、学費がやはり高く、生活費は東京に住んでいた時とほとんど変わりませんね。
まとめ
1年間の語学留学では300万円かかりました。
旅行をしなかったこともあり、おおよそ自分の換算通りでした。
計算結果が自分の見積もりと大きくずれていたらどうしようかと思いましたが、安心しました。。。
基本的にクレジットカードで支払いをしていましたが、毎月大体7万円くらいを目安に使っていましたので、やはり計算結果もあっていますね。
語学留学の参考になれば幸いです。