てっちゃんdaily

都内国立大学院理系1年生。留学体験や就職活動に向けた企業研究、株式投資など投稿していきます。

バンクーバー(カナダ)の文化とは?ちゃんと理解している?

 

留学生に大人気のバンクーバー。インターネットで調べてみるといろいろなことが分かると思いますが、私が半年以上過ごしてきて新たな発見がたくさんありました。この記事では、バンクーバーについて書きたいと思います。留学を考えている方にも参考にあると思います。

 

 

バンクーバー

バンクーバーブリティッシュコロンビア州南西部に位置する最大の都市で、人口は約250万人で、カナダ全国でトロントモントリオールに続いて第3番目に大きな都市です。名前はバンクーバーって人が見つけた場所だからバンクーバーと呼ばれるみたいです。

 

時差

バンクーバーではサマータイムが導入されているため夏時間3月から11月は17時間、12月から2月は16時間日本より遅れています。今まで2回時間の変更がありましたが、どちらも気づきませんでした。朝起きたら携帯電話と目覚まし時計の時間が1時間ずれていたので困惑しただけです。

 

人口比率

人口比率はほかのサイトにもたくさん載っています。

人口・降雨量・降雪量etc!バンクーバーとトロントを8の数値で比較して魅力を検証 | LifeVancouver カナダ・バンクーバー現地情報

例えばこの記事には詳細までよく書かれています。

基本的には白人とその他で1対1の比率です。ただ、アジア人の移民なのか中国系カナダ人なのかもわかりません。正直気にする方はもうちょっとカナダについて知らなくてはいけませんね・・・

ただし、エリアによって人口比率は変わっているのは事実で、例えば私はノースバンクーバーに住んでいますが、このエリアのメジャリティは間違いなく白人だと思います。シーバスで学校まで通っていますが、アジア人比率はダウンタウンにいる時より低いと思います。

 

気候

まず、季節ですが、もちろん北半球に位置するカナダの季節は日本と全く同じです。また、皆さんが想像するカナダとはだいぶ違うような気がします。なぜならバンクーバーの夏は東京と比べて涼しく湿度も低いですし、間違いなく過ごしやすいです。冬は気温こそ東京と変わらない数値ですが、東京より暖かいのではないか?と思っています。これは気候の違いがあります。バンクーバーの冬は雨期で10月から4月はとにかく雨が多いです。あまりの雨の多さにレインクーバーとも呼ばれています。その反面、雨が降ると寒さはそこまで感じず、晴れた日のほうが底冷えしました。ちなみに雪はそこまで降りません。今年(2019年)は1月に3日連続で降雪して交通機関が一時的に麻痺するようなことが起きましたが、例外的な天気であったそうです。

とにかく、雨さえ何とかなれば最高の気候です。夏は涼しく冬は暖かいのですから。

 

カナダってどんな国なの?

皆さんはカナダにどのような印象がありますか?自然がきれいでメープルシロップとアイスホッケー。これが私のバンクーバーに来た当時のイメージでした。今思ってもあながち間違いじゃないのでは・・・とは思います。

では、カナダの文化って何でしょうか?

(ここからは私の主観も入ります。あくまで私が感じたことです。)

まず、カナダの文化ですね。これに気付くのには時間がかかりました。半年くらい過ごしてみても案外わからないものでしたし、街に繰り出せはいろいろな文化を目にすることができます。信じられない量の寿司屋があったり、韓国料理屋があったり、タイやベトナム料理屋があったり・・・

結局カナダの料理や文化って何だろうずっと思っていました。

ある時、語学学校の先生にそもそもカナダの典型的な文化ってなんですか?と聞きました。

その時の答えに私はハッとさせられました。

「あなたが外に出てみているものすべてがカナダの文化だ」と言われました。これは今思うとよくわかりますが、なるほどなぁと心底感銘を受けました。つまり、カナダの文化はマルチカルチャーということだと思います。日本とは対照的で皆が受容的で多文化のいいところを取り入れようとするのです。

つまり、私が言いたいことはいろいろなバックグラウンドを持つ人々が暮らしている国なので、人口比率の欄に書きましたが、アジア人やラテン系の人が多いから敬遠するような方はそもそもカナダについて少しズレた印象を持っているのかと思っています。これがこの記事で私の一番言いたいことです。

 

なぜ、筆者がこのような記事を書いたのか?

気になる方だけ読んでいただければ幸いです。これはインターネットで留学前に見つけたリビューがきっかけです。(探したのですが見つけることができませんでした。) それは、語学学校(ILAC)の先生がネイティブのカナダ人ではないことに対する不満のようなリビューでした。もちろん日本人のレビューです。

このリビューの筆者が言いたいこともわからないわけではないのですが、ここまでカナダの文化について読んでいただいたのなら私の言いたいことはわかると思います。つまり、いろいろなバックグラウンドを持つ人々が共存しているのがカナダであるので、ネイティブのカナダ人かどうかは関係がないというのが私の意見です。