てっちゃんdaily

都内国立大学院理系1年生。留学体験や就職活動に向けた企業研究、株式投資など投稿していきます。

ILACのGeneralEnglishの内容とは?

カナダ最大級の語学学校ILACについて掘り下げていきます。

私はこの語学学校で1年間勉強を予定しており、現在でちょうど半年が経過しました。

 

基本情報などについては別記事のほうに記載しておりますのでそちらをご覧ください。

 

useful-info7823.hatenablog.com

 

この記事では、5つのコースのうちの1つであるGeneralEnglishについて書きたいと思います。

 

レベル

GeneralEnglishではレベルが1から9までの学生が所属しています。また、もちろん10から17までの学生も勉強することができますが、HPによると名前が少し変わっており、CAMBRIDGE FCE, CAE & CPEとなっています。大きなコンテンツとしては名前こそ違いますが、同じであるといっていいでしょう。詳しくはテストについて記載しますのでそちらをご覧ください。

 

基本的には1カ月に1レベルずつ上がっていくということになります。また、1カ月で2、3レベルの上昇も可能となっています。詳しくはテストについて記載します。

 

勉強すること

名前の通り日常生活で使うような英単語を用いて勉強することが多いです。トピックの例としては病気になったときの医者の呼び方や、病院に行ったときに自分の症状を英語でなんというのかであったり、飛行機に乗車するときや睡眠についてなどといったことです。

 

つまり、英語圏で生活するうえで必要になるであろうトピックや語彙を学習します。

学習ターム

学習タームは1カ月になっています。つまり、4週20レッスンです。そして、この4週の中に2回のテストがあります。最低限の条件として80%以上の出席がレベルアップの条件となります。つまり、テストの点数がレベルアップの条件をクリアしていても出席が80%以下の場合はレベルが上がらないということです。つまり、ちゃんと出席しましょうねってことですね。

 

テストは2週目と4週目の水曜日に行われます。内部ではmiddle testとfinal testと呼んでいました。基本的にはファイナルテストが最も重要であり、ミドルテストに関しては特に優秀なスコアを取得した場合にレベルがあがる場合があるということです。下記トピックにて詳しく述べます。

 

テストについて

テストに用いるのはケンブリッジ英語検定(Cambridge English Qualifications)です。これはあまり日本ではなじみのない資格ですよね・・・

 

実際に私も語学学校に入学するまで知りませんでした。ケンブリッジ英語検定で検索するとすでに留学エージェントがまとめたサイトなどがたくさん出てきますので、そちらをご覧ください。ただし、スピーキングに関してのテストは語学学校ではありませんでした。ライティングはありますが、これはケンブリッジ英語検定に沿ったものであるかは不明です。

 

ここではどのようにレベルが上がっていくのかについて説明します。

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写真の上図がGeneralEnglishのレベル分けとなっています。写真を撮っていたのでシェアします。Bandとはクラスの名前みたいなものですね。つまり、レベル4と5の学生は同バンドであるPre-Intermediateのクラスで学習することとなります。

 

そして、その右隣の欄がTest usedで、テストの種類について記載されています。つまり、同様にレベル4と5の学生はケンブリッジ英語検定のKETを受講することになります。

 

さらにその右隣の欄は合格ラインについてです。ここではレベル4と5の2つの場合で条件が異なります。まず、レベル4の場合ですが、N/Aとなっています。これはレベルの上昇に関してテストの点は関係ないということになります。レベルが上がっても同じクラス(同レベルであるPre-Intermediate)で勉強するので関係ないということだと思います。

 

次にレベル5の場合ですが、70%と記載されています。つまり、ここではPre-intermediateからintermediateに上がるためにはKETテストで70%のスコアが必須ということになります。ただし、各タームにテストは2回ありますので、ミドルテストかファイナルテストのどちらか一方で70%を取得すると次のターム(次月)からintermediateのクラスに加わることができるということです。つまり、ミドルテストで74%、ファイナルテストで65%であったとしてもintermediateに加わることができます。もちろんファイナルテストで70%を取得することができれば問答無用でintermediateに参加できます。

 

さて、次にテストに関して補足情報があります。これは少しややこしいのですが、できる限り簡潔にまとめます。

 

まず、下欄にKET 85%と記載された部分をご覧ください。ここには「KETで85%以上を取得した場合に希望があればレベル6のクラスにすぐに加わることができる」と記載されています。つまりKETを85%取得すれば現在のレベルが3であろうと4であろうとintermediateのレベル6のクラスに参加することができます。つまり、レベル5をスキップできます。

このすぐに(immediatery)がややこしいのですが、これはミドルテストの結果であっても1タームの中の第3週目からintermediateに参加できるということです。

 

別の例としては次のクラスであるintermediateのPET70%取得の場合ですが、この分にはimmediateryと書かれていません。よって、ミドルテストでPET70%を取得してもレベルが上がるのは現在のタームが終了してから(ファイナルテストの後)ということになります。つまり、次の月からレベル8のHigh-intermediateに参加できます。

他の場合も同様です。PET85%はimmediateryにレベルが上がるのでレベルが6~9の学生がこのスコアを取得した場合にミドルテストであろうとファイナルテストであろうと次週の月曜日からPre-Advancedのレベル10に参加することができます。

 

まとめ

この記事では、ILACのGeneral Englishについて記載しました。これから留学を考えている方、ILACに来たばかりの方に参考になれば幸いです。